7月滋賀県議会、人事案など19件可決・同意 請願2件も採択

 県議会の7月定例会は12日、県人事委員会の人事案など14議案と「手話言語法の制定を求める意見書案」など意見書5件を可決・同意し、請願2件を採択して終了した。民主党・県民ネットワークの議員らが提出した「集団的自衛権の行使容認に反対する意見書案」は賛否双方の討論があり、賛成少数で否決された。

                  

 三日月大造知事の就任後初の定例会を終え、自民党県議団の佐野高典代表は「答弁が簡潔で若さを感じた。ある程度話し合いができると思う」と三日月知事の好印象を語る一方、「滋賀の経済力を上げるため、三日月カラーを予算に反映させてほしい」と注文を付けた。

 また、民主党・県民ネットワークの大井豊代表は「しっかりした答弁はさすがだが、八方美人の答弁もあった。各会派に気を遣い、自分の意見を出しにくくなるという懸念もあり、チェックしていきたい」と述べた。