「手話言語法」意見書可決見守る 滋賀県議会でろうあ協会員

 手話の普及に取り組んでいる県ろうあ協会の会員らが12日、大津市で県議会本会議を傍聴し、国に「手話言語法」の制定を求める意見書が全会一致で可決された様子を見守った。

 同法制定の運動は全日本ろうあ連盟が進めており、地方議会に意見書可決を働きかけている。11日までに33都道府県議会を含む640議会が可決している。

 県議会の最終本会議を7人が傍聴した。県の手話通訳員が議事の進行を伝え、意見書が可決されると会員らは大きくうなずいていた。

 同協会手話教育対策部長の安井悠子さん(33)は「たくさんの人の思いの積み重ねでここまできた。県民のみなさんに理解を広めるための一歩になった」と喜んでいた。

 意見書は手話と音声言語が対等であると国民に広め、子どもが手話を身につけ、学び、研究することができる環境整備が必要としている。


京都新聞より引用(日時不明)

www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20140813000044/1(リンク切れ)