丹波市、手話言語条例制定へ 素案への意見募る
兵庫県丹波市は、手話を必要とする人が暮らしやすい地域社会を目指す「手話言語条例」を制定する。来年4月の施行を目指して条例素案への意見を募集しており、条例案を12月市会に提案する。(藤本淑子)
加東市や篠山市などが同様の条例を制定している。丹波市では、丹波ろうあ協会の会員や市内手話サークルのメンバーらと計9回の意見交換会を開き、8月末に素案が完成。手話を「独自の言語体系を有する文化的所産」とし、手話の普及や通訳者の配置などの施策を進める内容となっている。
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