本会議中継に手話通訳導入 神戸市議会の与党4会派
神戸市議会の与党4会派(民主こうべ、公明、自民神戸、自民)は24日、議員提案による手話言語条例の制定に向け、同市の久元喜造市長に要望書を提出した。市会は本会議のインターネット中継に手話通訳の導入を検討しており、必要な予算措置を求めた。
同条例は聴覚障害の有無にかかわらず共生できる地域社会を目指すのが目的で、来年2月の市会定例会に提出される。関連施策の推進を市側の「責務」とする一方、市会独自の取り組みとしてネット中継での手話通訳の実現を目指している。
4会派によると、手話通訳は6月市会から導入する計画で、初年度に必要な予算は約250万円。ほかに、障害者施策全般への予算拡充も求めた。(田中陽一)
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