手話条例など可決し神奈川県議会閉会
県議会は25日の本会議で、聴覚障害者と共生できる地域社会の実現を目指す県手話言語条例案を全会一致で可決した。同様の条例は昨年10月に鳥取県で成立しており、都道府県レベルでは全国で2例目。
条例施行日は来年4月1日。条例では手話を「独自の言語体系を有する文化的所産」と位置づけ、手話普及を推進する計画の策定を県に義務づけている。
平成26年度一般会計補正予算案など計54議案も可決。また、国会と政府に民族差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)を禁止する新たな法整備を求める意見書案など計11の意見書案を可決、閉会した。
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